医療事故

埼玉の歯科医院で2歳の女の子が医療事故で死亡したようです。

女の子は家で転んで前歯を打って、歯科医院を受診。担当の先生が治療中にガーゼを誤嚥させてしまい、窒息。

救急車を呼んで病院へ搬送されましたが、翌日なくなられたようです。


口の中の治療にはいろいろな種類の道具を使います。大きい物から小さな物、硬い物から柔らかい物、液体の物から固体の物まで様々です。

やはり一番気をつけなくてはいけないのが、「誤嚥」。誤って気管に入ってしまうことです。窒息し、命の危険を伴います。

歯科では道具の構造などから誤嚥しない、また、術者(歯科医師)も誤嚥の可能性を出来るだけ下げる努力をして日々治療を行っています。

今回の埼玉の事故は残念で仕方ありません。原因など詳しくは分かりませんが、「誤嚥」を防ぐ努力が足りなかったのでしょう。

すべての歯科医師の日常は、このような事故と隣り合わせですので、スタッフを含めてもう一度「安全」への認識が必要です。