勉強会

日曜日に、歯科保存学の澤田先生の講習会に行ってきました。

歯科保存学とは、歯の根っこの治療の学問ですが、かなり奥が深く、治療も難しいのです。

虫歯で歯が痛くなると神経を取りますが、一度神経を取った歯がまた痛くなったり、化膿してしまい、歯ぐきから膿が出てくるといった症状は、なかなか治りません。

澤田先生の治療は、歯の神経の中の悪いところを、顕微鏡を使って直接見て治療することなのです。

治療の映像を見せて貰いましたが、顕微鏡を使うと根っこの状態、悪くなっている部分がはっきり見えて、「ここが悪いからなかなか治らないんだ」と言うことが分かりました。

ここまでは利点。

欠点として、顕微鏡がウン百万円。当然保険がききませんので治療費も歯1本ウン万円。1回の治療が1時間から1時間30分。

なかなか難しいものです。

しかし、今までの治療の中でも治癒へ向けてのヒントが沢山ありましたので、保険診療の中でも活用できると思います。

澤田先生ありがとうございました。